2024-03-06

水月雨（Moondrop）のすゝめ

①水月雨信者による水月雨を布教するための記事です。
過度な偏見が多く入ります

それでもいいよっていう人は②へ進んでください。

②オーディオ初心者です。

詳しい内容や仕組みはわかりません。

間違っている可能性もあります。

それでも（ｒｙ

③語彙力は小学生並みで、過度なふざけが入ります。

それでも（ｒｙ

以上を承知の上で読んでください。

水月雨とは
水月雨の特徴
環境とか音源とか
各機種のレビュー
まとめ

水月雨とは

まず、水月雨ってなんなん？っていう人に説明するね。

水月雨(MoonDrop)(スイゲツアメ)は、2015年に設立された中国のオーディオメーカーです。2017年に代表作・Liebesleid（リーベスライド）の日本国内販売が開始され、当時すでに珍しい存在となっていたイントラコンカ型（オープンタイプ）でハイクラスイヤホンを送り出すというこだわりの姿勢や、高い製造クオリティが話題となり、人気ブランドの一つとなりました。

水月雨（MoonDrop）イヤホン・ワイヤレスイヤホン・イヤーピース一覧｜通販フジヤエービック

だ、そうです。
オーディオ界隈だとムンドロとかで呼ばれてる気はする。
個人的な特徴としては、オタク向けの可愛い女の子がモチーフキャラとして居るところ。

名を「水月ゆき」ちゃん。非常にかわいい。←ここ超大事。
とてもprprしたい。
CHIKYU-SEKAI LLC | NekoCake - 猫餅

水月ゆきアクリルスタンド
c-s.store

水月雨の特徴

何といってもボーカル寄りのイヤホン、ヘッドホンを作っていること。
特に女性ボーカルがとても繊細に聴こえるため、アニソンとかボカロによく合うはず。中高音域が綺麗に鳴ってくれて、基本的に刺さらない高音なので聴いていて心地よい。
低域は他のイヤホンよりかは全然出ないので、合わない人はとことん合わない。
個人的に特筆すべき点はデザインだと思うね。
他のイヤホンとは違った特徴的なデザインをそれぞれしているので、
音質面だけではなく、見た目でも所有欲を満たせますわ。
あと名前がイイ！！←ここ大事。

悪い点としては、
基本的にリケーブル前提なこと。
　⇒付属でもええんやけど、本領発揮出来てないよコレ！
日本では入手しにくいこと。
　⇒頼む！入荷してクレメンス！
とても傷つきやすいこと。
　⇒取扱注意！！！
ただ、価格から得られる音に関してはコスパはいいほうだと思う。
ゆきぺろ～

環境とか音源とか

本題に入る前に今の手持ちの水月雨をリストアップします。。
一つ一つレビューしていきますが、目安として5つ星評価をしていきます。
DACやケーブルは今回除きます。
【イヤホン】
Moondrop Blessing3　★★★★★
Moondrop S8　★★★★★
Moondrop KATO　★★★★★
Moondrop KXXS　★★★★☆(4.5)
Moondrop Starfield2　★★★★☆(4.5)
Moondrop Aria Elven Maiden　★★★★☆(4.5)
Moondrop Stellaris　★★★★☆(4)
Moondrop Beautiful World　★★★★★★★★★★（GodTier...）

【ヘッドホン】
Moondrop Venus　★★★★★

【DAC】
Moondrop MoonRiver2 Ti

【ケーブル】
Moondrop Line-K 4.4mm
Moondrop Cable Choice UP! 　

意外と少ないですね。

【環境】
・DAC
　FiiO K7（FX-Audio petit tank,susie LE ）
　PC⇒エレコムオーディオUSB⇒FX-DO3J＋⇒RCA⇒K7⇒ローゲイン4.4mmバランス
・イヤーピース
　Moondrop Spring Tips
・ケーブル
　Moondrop Line-K 4.4mm

参考程度に自分がどういった音楽を聴くか書いておきます。

・ボカロ（いつも聴くジャンル）
　せきこみごはん - ラストスコア、雨ノ漣 - シークライファー、
　DIVELA - METEOR、Omoi - グリーンライツセレナーデ、
　Aqu3ra - Day&Night、Orangestar - DAYBREAK FRONTLINE、
　G-END - Starry Memories、MIMI - 妄想哀歌 etc...

・アニソン等々（時々聴くジャンル）
　LiSA - 炎、Mrs. GREEN APPLE - インフェルノ、ナナヲアカリ - Higher's High、
　紅色リトマス - 凛として咲く花の如く、Key - 夏影 etc...

・EDM（そこそこ聴くジャンル）
　RAIZHELL & KUTE - OSIRIS、KEAN DYSSO＆MVDNES - Get Paid、
　USAO - Miracle 5ympho X、SKRILLEX - Bangarang、
　t+pazolite - Oshama Scramble!、TheFatRat - Infinite Power! etc...

・ジャズ、その他洋楽（よく聴くジャンル）
　Elvis Presley - Return To Sender、The Rolling Stones - Gimme Shelter、
　Smash Mouth - All Star、The BossHoss - Word Up (UK 08 Version)、
　Johnny B. Goode · Chuck Berry、TERROR REID - When It's All Gone、
　DMX - Where The Hood At?、Ludacris - What's Your Fantasy、
　Eminem - The Real Slim Shady etc...
　ゆきぺろ～

各機種のレビュー

Moondrop Blessing3　★★★★★

www.chikyu-sekai.com

初めてこのイヤホンを聴いてオーディオ沼にハマった。
2DD(ダイナミック)+4BA(バランスドアーマチュア)構成のハイブリット型。
価格ドットコムではあーだこーだ言われてますが、所詮試聴しただけの雑魚。
ちゃんとリケーブルして、いい上流で聴くと最高。
お値段は5万ほどとかなり高価ですが、中高音域の伸びが素晴らしく、
低域も他の水月雨イヤホンよりも出ると思う。
ハイブリットらしい、音場の広さを良く表現出来ており、
クラシックやオーケストラ等にも合うかと思いますわ。
実は水月雨らしさはあまりないと思っており、
多分後述メンツのほうが特徴としてはとらえやすいと思う。
結果的には色々なジャンルを聴ける万能機だと思う。
少し良いイヤホンが欲しいという方、意外と水月雨入門機だと思ってる。ゆきぺろ～

Moondrop S8　★★★★★

www.chikyu-sekai.com

正式名称は、Solution 8 というらしい。8BA型。
既に廃版商品となってますが、水月雨が好きな人は本当に好きな機種だと思う。
お値段は9万ほどとかなり高価ですが、中古だと6～7万ぐらいである。
特筆すべき点は、水月雨らしさがめちゃくちゃ出てる点じゃないかな。
綺麗でどこまでも澄んだ音、優しく透明感のある音、解像度の高さ、
具体的に言えませんがこういった評価が最適だと思う。
めちゃくちゃクリアなのに全然刺さらず、
しっかりとボーカルが前に出ており、
果てしないチューニング努力を感じ取れる希ガス。
欠点としては、気圧調整がないこと、ノズルが大きいこと、
使ってるうちにシェルがくすむことぐらい。ワイのはくすんできてる。
音としての欠点は低域は出ないことぐらい。
水月雨の音が大好きな人、水月雨マニアの人にめちゃくちゃおすすめ。ゆきぺろ～

Moondrop Venus　★★★★★

www.chikyu-sekai.com平面磁界(プラナー)型ヘッドホンというモノ（かっこいい！）
急にヘッドホンかよ！って思うかもだけど、
こいつだけはマジで好きだから先におすすめさせてほしい。
お値段は8万ほどとかなり高価だが、
数十万のヘッドホンに匹敵するポテンシャルあると思いますわ。
特筆すべき点は、圧倒的な解像度の高さ。
クリアでどこまでも透き通る音は並みのイヤホンじゃ再現できないと思うし、
通常のプラナーヘッドホンでも再現は難しいと思う。
所謂水月雨が作ったヘッドホン！って感じの音なんですわ。
中高音域の綺麗さにモノを言わせた感じのボーカルヘッドホンかと思う。
開放型特有というか、こいつの解放感は他の開放型とは一線を覆すと思っており、
クラシック、オーケストラとか聞くとマジでその場にいるような感覚になる。
ただ中高音域が大きいというわけではなく、しっかりとボーカルが前に出ており、
欠点としては、めちゃくちゃ重い(600g近い)こと、傷つきやすいこと、
鳴らすのにはかなりの上流が必要なこと。
実際に、DO300EXというDACを過去に持っていたが、
K7では再現されなかったさらにきめ細かい音を出してくれた。
水月雨の音が大好きな人、ユニークなヘッドホンが欲しい人におすすめ。ゆきぺろ～

Moondrop KATO　★★★★★

www.chikyu-sekai.com

正式名称は、KXXS Advanced Technology Optimized　頭文字を取ってKATOらしい。
後述のKXXSのアップグレード版として出されたもの。
1DD構成で、お値段は2万6千円ほどと比較的手を出しやすい値段かと思う。
特筆すべき点は、1DDとは思えない空間表現。
水月雨らしさを残しつつ、空間表現の高さをからくるボーカルの煌びやかさは、
他の上位機種とはまた違った表現で、KATOのほうがボーカルが前よりだと思う。
装着感も意外と悪くないので、ずっと着けてられる。
ノズルも交換できるため、好みに合わせて味変も可能。
欠点も特になく、シェルの綺麗さ、高級感も相まって所有欲は満たせるかと思う。
水月雨の音を試してみたいという人におすすめ。ゆきぺろ～

Moondrop KXXS　★★★★☆(4.5)

www.chikyu-sekai.com

KATOの一個前の1DDタイプのイヤホン。既に廃盤品で、中古しかないね。
また、今となっては上位存在のKATOがありますが、KATOが出る前しれないからこの完成度！？と思えるぐらいに良いイヤホンだと思う。
KATOと比べると確かに全体的な音質やシェル品質は劣りますが、
中高音域の伸びやかさはこちらのほうがいいかもしれない。
ボーカルの美しさ、ボーカルをさらに重視して聴きたいならKXXSのほうがいいかも。
ただ、低音がKATOよりも出ず、EDMやポップな曲にはあまり合わん。
KATOとKXXS、どちらが水月雨らしいか？と聞かれたら自分はKXXSと言うね。
激しい曲を聴きたいならKATO、ゆったりした曲を聴きたいならKXXS
どちらもかなり似たイヤホンですが、明確に違いはありますので、
興味がある人はぜひ購入して聴いてみてちょ。ゆきぺろ～

Moondrop Starfield2　★★★★☆(4.5)

www.chikyu-sekai.com

名前のとおり前身のStarfieldという機種の改良型。
特徴は、前作のSFもそうですがこのシェルデザイン。
個人的には、絵具を混ぜ合わせたようなデザインは好みではないので、
こういったちゃんとデザインされてるイヤホンが好き。
1DDでKATOとの違いはダイナミックドライバーの素材が違うらしいけど、
自分はそこまで詳しくないので省きますわ。
一言でいえば高音域を伸ばしたKXXSみたいな印象。
解像度の高さでいえばSF2のほうが高いと思う。
KATOがオールジャンル行けるイヤホンなら、
SF2はアニソン等の明るい曲特化のイヤホン。
水月雨らしさがかなり感じ取れるイヤホンですが、
高音域がかなり高いので、人を選ぶイヤホン。
ただ、もう少しお金を足せば、KATOを購入出来るという点もあり、
立場的にビミョーなんだよねー。
決して悪いイヤホンではないので、水月雨が好きなら買うべきです。ゆきぺろ～

Moondrop Aria Elven Maiden　★★★★☆(4.3)

MOONDROP ARIA Special Edition Limited In-ear Headphoneshenzhenaudio.com

(商品説明ないので、過去の販売サイトから引用)

Ariaというイヤホンの初音ミク版。
日本では販売されず、かつ限定品であることからかなり希少じゃないかな？
初音ミクファンとしてはデザイン、パッケージともに欲しかった！
デザイン以外はAriaと変わらないので、Ariaとしての感想になる。
正直一番難しい。
音としてはぶっちゃけあー良い音だなぁって感じなんだけど、
飛びぬけていいところがあんまりない。
全体的にかなり纏まってる音で、バランスがかなり取れていると思う。
何だろうなぁー派手さとか高音の綺麗さとかそういうのはないんだけど、
聴いていて疲れない。リラックスできるイヤホンだとは思う。
今ではAria2があるけど、そっちはもっとバランス寄りになってるから、
水月雨の音ではなくなってる気はするんよね。
欠点としては、塗装が剥がれやすこと、新品はないことぐらい。
興味があったら中古だと安いので聴いてみて。ゆきぺろ～

Moondrop Stellaris　★★★★☆(4)

www.chikyu-sekai.com
イヤホンでは珍しい？平面磁界型ドライバー搭載してる機種。
デザインはマジで満点。なんなら、TOP3ぐらいに入るぐらいには好きなデザイン。
まず高音がヤバイ。水月雨のイヤホンの中では一番高いんじゃないか？
どこまでも透き通るあの水月雨らしさは一番感じ取れる。
低域は出ないわけではなく、程よい感じになってくれる。
エージングするとなおよい。
この音はめちゃくちゃ好きなんだけど、後述する欠点がちょっと足を引っ張る。
まず、ノズル？ステム？がクソ永井。
AriaとかKATOみたいに耳の形でフィットさせる感じじゃなく、
イヤピで支える感じなんで、長時間つけられない。
また、平面磁界のため、本領発揮させるためにはかなり上流が大事。
多分スマホ直刺し、PC直刺しじゃこのイヤホンの本領を発揮出来ない。
そんなかなりピーキーなイヤホンではあるんですが、
水月雨らしさはTOP3に入るぐらいに感じれるので、
気になってる方居たら、ぜひ聴いてみて。ゆきぺろ～

Moondrop Beautiful World　★★★★★★★★★★（GodTier...）

moondroplab.com
この最高に美しいイヤホンは、
Moondrop Beautiful World　またの名を、雪月花。
水月雨創業7周年記念として、全世界777台限定で、777$で販売された。
KATOの1DD技術を流用してさらに洗練、チューニングを施してたイヤホン。
まず何といってもこのデザイン。
もう素晴らしすぎて目から雪月花。
シェル部分にはなんと7粒のVSダイヤモンドが埋め込まれてる。
外装、パッケージ、付属品もめちゃくちゃ豪華。
付属ケーブルに関しては、
高純度銀パラジウムメッキケーブルとかいう呪文みたいなやつらしいが、
これ自体が数万するレベルらしい。(3～5万ぐらい？)しかも2.5、3.5、4.4アダプタ付。
こう考えると決して安くはないが、相対的には安いかもしれない。
こちらのケーブルを使って音質評価すると、
一言でいえば、KATOの上位版というのが一番適している。
開放型になってるので、音の抜ける感覚がイヤホンで味わえる。
所謂、籠った感じにならずに、自然に聴けるイヤホンで、
中高音域がさらに上がった気はするが、それでいて低域もそこそこ出てるし、
全体的なバランスはとても良き。
ライブ、コンサート系の曲とかなり合うし、アニソン、ボカロにも合う。
これと言って欠点が見つからないけど、音漏れはヤバイぐらい。
これを聴くとKATOがどれだけ素晴らしいかわかるぐらいには良い。
KATOの音が好きな人は必ず買うべし。
正直、こいつの音の良さは聴いてみて、というのが一番。
言葉では表せない何かが雪月花から聴こえるはずだよ（宗教）ゆきぺろ～

まとめ

まあここまで読んでる人居ないと思うから、適当に記載するけど、
俺は水月雨の音が好きだし、自分に一番合っていると思ってる。
だからといって他のイヤホンが悪いということは全然なく、
むしろ俺が異端すぎるのも原因ですね。
まあ興味が湧いたら、試聴できる店へＧＯ！
在庫はないので中国から取り寄せようね！

ここまでは建前ね。本音はここから。

まず言いたいんだけど、
人が好きと言っている音に対して、とやかく言うんじゃねぇよ。
こっちの音が良いとか、その音はダメとか知らんがな。
おめぇの耳と俺の耳は全く同じじゃないんだし、そもそも聴くジャンルも違うだろ？。
相手の好みをリスペクトするべきだし、相手の好きな音をちゃんと理解すべき。
何でもかんでも批判に走ったり、
数値だけしか見れないヤツは本当に音楽が好きなのか？

俺は100均のイヤホンだろうが何だろうが、楽しめたらそれでいいと思う。
値段なんて関係ない。人の好みを変えてはいけない。
それこそが、真のオーディオマニアというのではないのだろうか。

終わり！閉廷！…以上！皆解散！ゆきぺろ～

2024-01-12

ハードゲイマーから見たOLEDモニタの感想

23年8月終わりにAsus製のOLEDゲーミングモニタをヤク12万で買いました。

rog.asus.com

買って使って3カ月、一日平均4時間ぐらい使った感想を書きますね。

【組み立て】
一般的なモニタよりも筐体自体が非常に軽いため、組み立てやすいです。
しかしながら、開封時は背面のVESAマウントが、
スタンド用とアーム用で分かれてるので、
使う環境をあらかじめ用意する必要があります。
アーム用のは工具なしでモニタにつけられました。
おそらく、スタンドも工具なしで大丈夫かと。

【設定】
モニタ正面下部の裏にOSD起動ボタンがあります。
OSDはとても分かりやすく、
レスポンスもスマホ並みに早いためストレスはありません。
項目はゲーミング用としてはあまり多くはなく、
どちらかというと、コントラスト等の映像表示に関する調整が多いです。

HDR機能はWindows側で設定したら自動的にONになります。
ONにした場合はOSDゲーミング機能のほどんどが使えなくなりますが、
元のモニタのスペックがとても高いのでONでも特段不都合はないかと思われます。

【色合い】
自分は主にアニメをニコ動、映画をアマプラで観ております。
ニコ動の場合、コメントが流れるため、
後述するOLEDの弱点である文字の滲みとかぶり、
利用開始時はとてもみずらかったのが本音です。

映像だけであれば、圧倒的なコントラスト比を持つOLEDパネルですので、
4Kモニタと張り合える、またはそれ以上に綺麗な映像を表示できます。

この点は液晶では絶対にかなわない映像美が利点です。

比較対象として、
LG モニターディスプレイ 27UP650-W 27インチ/4K/IPSを持っていますが、
黒の表現度や色の細かさはどんなに設定を詰めても勝てません。
（大していい4Kモニタじゃないんでそこは勘弁）

初期状態でも鮮やかな色合いで、全体的にもとても濃い色です。
人によっては初期状態だと濃すぎると感じるかもしれませんので、
設定で変更すればちょうどいい感じにはなります。

輝度に関してはIPSよりも低いです。
私はあまり明るくないほうが好きなので、そこまで気にしてないですが、
明るい方が好きな人はモニターライト等を用いて明るくすることを推奨します。

直撮りですが、以下4Ｋモニタと比較画像です。

4Kモニタ

OLEDモニタ

【性能】
特筆すべき点は現行のモニタの中でも最高峰の応答速度と、
残像の少なさを持っているところです。
応答速度に関しては、以下のモニタと比較しますが、
Acer VG272Xbmiipx 27型ワイド IPS 非光沢フルHD 0.1ms
体感できるレベルで応答速度が違います。

Optix MAG241CのVAモニタと比較しても残像がめっきり減っています。
液晶には残像を減らす黒挿入機能がありますが、本機にはありません。
正確に言えば、必要がないレベルで遅延が少ないのでついていません。

具体的には、自分はAimlabとApexを主にプレイしていますが、
マウスをクリックした後のターゲットが消えるまでの時間が、
明らかに早くなっています。
そのため結果的に、エイミング→射撃→ターゲット消失までの時間が減り、
全体的なスコアが上がりました。

Apexにおいては、残像の少なさから敵を見失うことが少なくなり、
激しく動くキャラクターに対するトラッキング精度が上がりました。

また、残像が減ったことによる目の疲れが少なくなり、
液晶を使ってた時と比べても長時間のゲームにおいても、
パフォーマンスが落ちにくくなりました。

【悪い点】
・文字の見にくさ
まず何といっても文字が見にくいです。
ぱっと目を向けて文字を読もうとした際に、にじむ感じがします。
デスクワークや文字を扱う系はまず向いてないです。
（LG製のOLEDパネルを使ってるモニタはすべて該当します）
下記にスマホで直撮りした文字を添付します。

100%

200%

500%

500%の画像では、周りに黄色の発色が見えるかと思いますが、これが、滲みの原因となります。
しかしながら、３カ月ほど使った今では慣れたため、
この記事も当該OLEDモニタで作成をしています。

・汚れの目立ち

汚れがとても目立ちます。
黒色の表現がとても強いので、モニターの拭き残しやほこりがとても目立ちます。
特にモニタの電源を切った時の汚れはめちゃくちゃ目立ちます。

・焼き付き
利用初日に焼き付きっぽい？のが発生しました。
目を凝らさないとわからないレベルですが、
画面の一部がグレーっぽくなった時がありました。
これは幸い、モニタ機能にあるピクセルクリーニング機能にて直りました。
その後はゲーム含め毎日3時間以上モニタを利用しており、
多い時は12時間以上の利用もありますが、
現時点では焼き付きはありません。

対策として、”同じ画面”を1時間以上表示させることはしておりません。
長時間離席する場合は、PCの電源を切るか、モニタの電源を切って離席します。

・モニタサイズ
デメリットではありませんが注意点として、
既存のOLEDモニタはほぼすべて27インチのWQHDになります。
WQHDはFHDに比べて負荷が約2倍ぐらいになりますので、
FPS値を出すためにはそこそこいいスペックのPCが必要となります。
また、27インチであるため、24インチからの移行だと大きいと感じるかもしれません。
そこは慣れで解消するのが一番かと思います。

なお、WQHDはWin11だと個人的にUIがとても小さく感じたため、
設定で拡大率を125％で使っております。

・値段
タケェ。現時点で最安値でも10万切ってないのはあまりにも高すぎる。

【総評】

ゲーミングに対して最強のスペックを持ったモニタではありますが、
合わせて暴力的なコントラスト比を使った映像美は液晶の比ではありません。

応答速度と遅延の少なさを一番に気にする方はXL2566Kよりもスペックでは上です。
また、高級機ではあるので製品品質や付属品、機能性等はまず不満はないと思います。

良くも悪くもかなり繊細な機器であるため、そこそこ手間がかかると思います。
面倒ごとが増えるのが嫌いな人にはまず向きません。

ワンランク上のモニタを使ってみたい、ゲーミングにおいてトップレベルの性能を使ってみたい、
映画等できれいな映像を観てみたい方はとてもおすすめするモニタになります。

なお、CES2024で発表されている、
サムスン製のQD-OLED360Hzは文字の滲みはおそらくありません。
しかしながらLG製のOLED480Hzはおそらく現状のOLEDパネルの改良型であるため、
文字滲みはおそらく発生するかと思われます。

ガチガチゲーマーなら480HzのLG製パネルを使ったモニタ
綺麗な映像、内職等をしたいとかならサムスン製を用いたQD採用のモニタを選びましょう。

何といってもOLEDモニタはまだまだクソ高ではありますが、
この機能性と性能を併せ持って10万なら安いんじゃないかと思います。

以上終わり。